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1989年版

原題「THE PHANTOM OF THE OPERA」

邦題「オペラ座の怪人」

監督:ドワイト・H・リトル

出演:ロバート・イングランド(エリック)

現代のニューヨークで、かつてエリックが作曲した「勝ち誇るドン・ジョヴァンニ」の楽譜を発見した女優クリスティーヌが100年前のパリにタイムスリップし、エリックと出会うというアレンジの作品。

ファントムことエリックを「エルム街の悪夢」で主演したロバート・イングランドが演じ、ホラーテイストが強い作品となった。

エリックは悪魔と契約して戯曲を完成させたことと引き替えに顔面の皮を剥がされた男という設定であるが、お馴染みの仮面を被らず、死体の皮を自らの顔面に縫いつけて行動するという猟奇的なキャラクターである。

殺人場面も残酷で、カルロッタの首を斬り落とし調理して仮面舞踏会のディナーに出したり、犠牲者を吊し斬りにしたり内蔵を掴み出したり等、ファントムをジェイソンやフレディ等のシリアルキラーと同様の暴力的連続殺人鬼として描いた過激な場面が多い。

クリスティーヌがエリックの本性を察知してからは恐怖の念しか持たない点では原作のイメージに比較的近い作品である。

 

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