ミュージカル

オペラ座の怪人は、世界で最も有名なミュージカルのひとつで、英題はTHE PHANTOM OF THE OPERA。フランスの作家ガストン・ルルーの原作小説「オペラ座の怪人」にアンドリュー・ロイド・ウェッバーが曲をつけハロルド・プリンスが演出を手がけたミュージカルで、1986年ロンドンで初演され、瞬く間に世界的な大ヒットとなった。

1988年1月にはニューヨークで上演が開始され、東京では同年の4月に劇団四季が上演を開始した。ロンドン・ニューヨークでは現在も上演中である。日本でも上演劇場を変えながら長期公演中。

豪華な衣装や舞台装置に大金をつぎ込む、メガミュージカルの先駆けとなった。

 

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各地の公演

ロイド=ウェバーの「オペラ座の怪人」は幾つかの言語に翻訳され、六大陸の20以上の国で上演されている。

一つの例外を除き、これらの公演は全てクローン版である。すなわち、各公演版はオリジナル公演の舞台装置・演出・大道具・衣装デザインで同じものを利用している。

唯一の例外として、幕間無し・上演時間95分のバージョンとして、「ファントム:ラスベガス・スペクタクル」(Phantom: The Las Vegas Spectacular)が2006年6月24日からラスベガスのベネチアン・ホテル&カジノで初日を迎えている。

この上演版は、オリジナルの演出家であるハロルド・プリンスが演出しており、最新の技術と演出効果が特徴。さらに、凝った装飾で建てられた劇場は、パリのオペラ座を模して作られたもの。

「オペラ座の怪人」の移動公演を行なっている劇団が二つある。一つはアメリカとカナダを回っている劇団であり、もう一つは東南アジアを回っている劇団である。

 

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